「母から譲り受けたオールドセリーヌ、これって本当に本物なのかな?」
「フリマアプリで安く買ったけど、偽物だったらどうしよう……」
最近のヴィンテージブームにより、マカダム柄や馬車金具(キャリッジ)などのオールドセリーヌは、世界中で爆発的な人気を博しています。
しかし、その人気に便乗し、精巧に作られた「スーパーコピー」と呼ばれる偽物が市場に蔓延しているのも悲しい事実です。
大切にしたい思い出の品だからこそ、あるいは高く売りたいと考えているからこそ、真贋の不安は尽きないものです。
実は、プロの鑑定士が必ずチェックする「違和感の正体」を知るだけで、その不安の多くは解消できます。
この記事では、月収100万円超えのプロブロガー兼コンテンツパートナーの視点から、初心者でも10分でマスターできるオールドセリーヌの真贋ポイントを徹底解説します。
この記事のポイント
- プロが最初に見る「ブランドロゴ」の絶妙なバランスがわかる
- 偽物に多い「金具の質」や「メッキの剥がれ方」の共通点がわかる
- 意外と見落としがちな「シリアルタグ」の書体や素材の正解がわかる
- 結局、一番確実に「本物」と証明して最高値で売るための最短ルートがわかる
オールドセリーヌ偽物を見分ける5つのチェックポイント
- ブランドロゴのフォントと「E」のアクセント
- 金具の刻印の深さと質感で見抜く
- 製造番号(シリアルタグ)の有無と印字
- 縫製(ステッチ)の丁寧さと糸の処理
- 裏地の素材感とファスナーの滑らかさ
ブランドロゴのフォントと「E」のアクセント

オールドセリーヌの真贋鑑定において、最も基本でありながら、偽物業者が最もコストを削りやすいのが「CELINE」のロゴマークです。
まず注目すべきは「E」の文字。本物のセリーヌロゴには、非常に厳格な比率が存在します。
「E」の三本の横棒を比較した際、一番上の棒が短く、真ん中の棒がさらに短く、一番下の棒が最も長いという「短・最短・長」のバランスが鉄則です。
また、「E」の上にあるアクセント記号(アキュート・アクセント)も、偽物を見分ける大きな鍵となります。
本物はこの記号が「E」の本体からわずかに浮いており、右斜め上に向かってシャープに描かれています。
偽物の場合、この記号が文字とくっついていたり、逆に離れすぎてバランスが悪かったり、単なるドット(点)のようになっているものが目立ちます。
フォント全体の間隔も重要です。本物は文字同士が適切な距離を保ち、高級ブランドらしい余裕を感じさせます。
一方でコピー品は、文字の間隔が詰まりすぎていたり、逆にバラバラだったりと、全体的な美しさが欠けています。
まずはルーペやスマホの拡大機能を使って、このロゴの「品格」をじっくり観察してみてください。
金具の刻印の深さと質感で見抜く

ヴィンテージセリーヌの象徴とも言える「馬車金具(キャリッジ)」や「トリオンフ(マカダム)」の金具には、当時の職人技術が凝縮されています。
本物のオールドセリーヌは、金具の表面に刻まれた「CELINE」や「PARIS」の刻印が非常にシャープで、文字の輪郭がはっきりとしています。
これは、金属を打ち抜く際の金型の精度が極めて高いためです。
一方で偽物の場合は、刻印の溝が浅く、文字の角が丸みを帯びていたり、文字が潰れてしまっていることが多々あります。
また、金具自体の「重み」や「メッキの質感」も重要な判断材料になります。
本物は真鍮などの重厚な素材に厚みのあるメッキを施しているため、数十年経っても深い輝きを保ちますが、偽物は軽い亜鉛合金などに薄いメッキをしているだけなので、質感が軽薄です。
さらに、金具の裏側や可動部をチェックしてください。
本物は見えない部分まで滑らかに研磨されていますが、偽物はバリ(金属のトゲ)が残っていたり、ザラつきがあったりします。
手に持ったときに感じる「心地よい重み」と、光を当てたときの「歪みのない反射」があるかどうかが、真贋を分ける大きな境界線となります。
製造番号(シリアルタグ)の有無と印字
バッグの内側やポケットの隅をめくると現れる「シリアルタグ(製造番号)」は、偽物業者泣かせのポイントです。
オールドセリーヌの多くは、革のタグにアルファベットと数字が組み合わされた番号が刻印されています。
本物のシリアルタグは、革の質が本体と同等に高く、刻印も機械で均一な深さに打ち込まれています。
偽物の場合、このタグ自体が存在しないことが非常に多いですが、最近ではタグを模倣したものも増えています。
しかし、その印字をよく見ると、フォントの書体が現代的すぎたり、数字の並びがガタガタだったり、インクが滲んで汚くなっていることがよくあります。
特に「M」「D」「S」といったアルファベットの形状が、本物のセリーヌが使用している独特のフォントと異なる場合は要注意です。
また、タグが縫い付けられている「場所」や「向き」も確認してください。
本物は使いやすさや視認性を考慮した位置に整然と配置されていますが、偽物は適当な位置に歪んで縫い付けられていることがあります。
ただし、1960年代以前の非常に古い個体(アンティークに近いもの)には、最初からタグがないモデルも存在するため、他の要素と併せて総合的に判断するプロの目が必要になります。
縫製(ステッチ)の丁寧さと糸の処理
一流メゾンであるセリーヌは、バッグの耐久性と美しさを左右する「縫製」において一切の妥協を許しません。
本物のステッチは、使用されている糸の太さが全箇所で一定であり、一針ごとの間隔がミリ単位で寸分違わず揃っています。
特にコーナー(角)の部分や、持ち手の付け根といった負荷がかかる場所の縫い目を見てください。
偽物の多くは、この縫製作業を効率化するために安価なミシンで高速に仕上げるため、細部に「雑さ」が露呈します。
糸が重なってダマになっていたり、途中でプツリと切れていたり、末端の処理が甘くて糸が飛び出しているようなものは、セリーヌの品質基準ではあり得ません。
また、糸の色が本体のレザーと微妙に合っていない、あるいは安っぽい光沢のあるナイロン糸が使われている場合も偽物のサインです。
本物のオールドセリーヌは、手縫いのようなわずかな傾斜を持った美しいステッチラインを描きます。
これは「サドルステッチ」と呼ばれる技法を模したもので、バッグ全体に立体感と高級感を与えます。
一方で偽物は不自然に真っ直ぐすぎる、あるいはガタガタと蛇行していることが多く、全体的に「のっぺり」とした印象になります。
裏地の素材感とファスナーの滑らかさ
最後に見るべきは、バッグの内側、つまり「裏地」と「ファスナー」です。
本物のオールドセリーヌは、裏地にも高品質なレザー(ピッグスキンなど)や、耐久性に優れた厚手のキャンバス生地が使われています。
指先で触れたときにしっとりとした質感があり、本体の表革としっかり密着しているのが本物の特徴です。
偽物の場合、コスト削減のために裏地にはペラペラのポリエステルや、ビニールのような質感が強い合成皮革が使われがちです。
触ったときに「カサカサ」「パサパサ」と安っぽい音がしたり、接着剤のツンとした刺激臭が残っていたりする場合は、ほぼ間違いなく偽物です。
また、本物は裏地が浮き上がることなく美しく張られていますが、偽物はサイズが合っておらず、中で生地が余ってシワが寄っていることもあります。
ファスナーについては、世界的な高級パーツメーカーである「riri(リリ)」や「LAMPO(ランポ)」、あるいは「YKK」の高級ラインが採用されています。
これらのファスナーは開閉が驚くほど滑らかで、引っかかりがありません。
一方、偽物のファスナーはバリが残っていて指に刺さりそうになったり、色味が派手すぎるゴールドだったりします。
スムーズに開け閉めできないストレスを感じるバッグは、ブランド品としての誇りがない偽物である可能性が高いのです。
偽物かも?と不安なオールドセリーヌを高く売るコツ
- 「偽物=売れない」は勘違い?査定に出すメリット
- ヴィンテージ知識が豊富な買取店を選ぶべき理由
- 少しでも高く売るためのセルフクリーニング術
「偽物=売れない」は勘違い?査定に出すメリット

「もし偽物だと言われたら恥ずかしい」「コピー品を店に持っていくのは犯罪ではないか」と不安になり、査定を諦めてしまう方は非常に多いです。
しかし、まず知っておいていただきたいのは、プロの鑑定士は「偽物を持っている人を責めることは絶対にない」ということです。
なぜなら、今の偽物はプロでも一瞬迷うほど精巧であり、知らずに手にしてしまうことは誰にでも起こり得るからです。
また、自分では偽物だと思い込んでいたものが、実は「製造時期によって仕様が異なるだけの超希少品」だったというケースが、ヴィンテージ市場では頻発しています。
特にオールドセリーヌは数十年の歴史の中で細かなデザイン変更が繰り返されており、素人判断で「ロゴが変だから偽物だ」と捨てるのは、数万円、時には十数万円をドブに捨てるのと同じです。
買取店に持ち込めば、無料で真贋の判定(基準内・基準外の判断)をしてもらえます。
たとえ「お値段がつけられない(基準外)」という結果になっても、それは一つの確かな情報として、その後の処分方針を決める材料になります。
自分一人で悶々と悩むよりも、まずはプロの門を叩いてみる。これが、最も合理的でストレスのない解決策なのです。
ヴィンテージ知識が豊富な買取店を選ぶべき理由
オールドセリーヌを少しでも高く、かつ正確に鑑定してもらいたいなら、近所のリサイクルショップではなく「ヴィンテージ・ブランド専門店」を必ず選んでください。
一般的なリサイクルショップの店員は、現行モデルの知識はあっても、30年以上前のオールド品に関する知識が乏しいケースがほとんどです。
知識がない店舗では、少しの劣化や仕様の違いを「偽物」と決めつけ、安易に買取を拒否することがあります。
一方で、ヴィンテージ市場の動向を熟知している専門店であれば、マカダム柄の僅かな色の違いや、金具の製造年代ごとの特徴を正確に把握しています。
「このモデルは今、海外のコレクターの間で需要が高まっているから、ボロボロでも5万円で買える」といった、市場直結の査定が期待できるのです。
最近では、自宅にいながらスマホで写真を数枚撮って送るだけの「LINE査定」が主流になっています。
「わざわざ店に行くのは面倒だけど、価値だけは知りたい」という方は、まずはこうした非対面のサービスを利用してみてください。
複数の専門店に写真を送り、査定額や返信の丁寧さを比較することで、最も信頼できる「最高のパートナー」が見つかるはずです。
初めてでも安心の満足買取保証、バイセル
少しでも高く売るためのセルフクリーニング術

査定に出すことが決まったら、最後に行うべきは「第一印象を整えること」です。
買取価格は、鑑定士がバッグを手にした瞬間の「大切にされてきた感」に大きく左右されます。
まずは、柔らかい綿素材の布で、表面のホコリや手垢を優しく拭き取ってください。
特にマカダム柄(PVC素材)は、少し拭くだけでヴィンテージ特有の「くすみ」が取れ、本来の艶が蘇ります。
次に、バッグの内部をチェックしましょう。
四隅に溜まった糸くずやホコリ、髪の毛などは、掃除機で吸い取るか粘着テープで丁寧に取り除きます。
また、ヴィンテージ品特有の「カビ臭」や「タンスの匂い」がある場合は、風通しの良い日陰に数日間干しておくだけでも、査定時の印象が格段に良くなります。
ただし、注意点もあります。レザーのキズを隠そうとして市販の靴用クリームを塗ったり、剥がれたメッキをマジックで塗ったりする補修は逆効果です。
プロはこうした「素人補修」をすぐに見抜き、逆に「正規店でのメンテナンスが受けられない品」として減額対象にしてしまいます。
「汚れは落とすが、傷はそのままに」。これが、ヴィンテージ品を最高値で売るための鉄則です。
まとめ:オールドセリーヌの偽物を見分け、納得の買取を実現するために

ここまで、オールドセリーヌの偽物を見分けるための5つのポイントから、高価買取の秘訣までを詳しく解説してきました。
ロゴの「E」のバランス、金具の重量感、シリアルタグのフォントなど、真贋を分けるポイントは細部に宿っています。
しかし、この記事を読んでもなお、「自分のバッグがどちらなのか確信が持てない」という方も多いのではないでしょうか。
それもそのはずです。近年のスーパーコピーは、今回挙げたポイントを巧妙にクリアしているものさえ存在します。
最終的に「本物」というお墨付きを得て、心から安心して使い続ける、あるいは納得の価格で手放すためには、やはりプロの鑑定士の目を通すのが一番の近道です。
手元にあるオールドセリーヌは、あなたが思っている以上の価値を秘めているかもしれません。
「偽物だったらどうしよう」という不安を「いくらになるだろう?」というワクワクに変えるために、まずは一歩踏み出してみませんか。
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※査定後のキャンセルも自由。
