【捨てないで】古いグッチのバッグが高く売れる?20年前の「オールドグッチ」買取相場と高く売るコツ

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その他

「実家の片付けをしていたら、学生時代に使っていた古いグッチのバッグが出てきた」
「母から譲り受けたけれど、デザインが古くて使い道がない」
「内側がベタベタしていて、捨てるしかないか迷っている」

今、このような「古いグッチのバッグ」の処分に悩んでいませんか?

実は今、20年以上前のグッチ(通称:オールドグッチ)が、世界的なヴィンテージブームによって買取相場が急騰しています。「ボロボロだから」「古いから」と自己判断してゴミ袋に入れてしまうのは、現金数万円〜十数万円を捨てているのと同じことかもしれません。

この記事では、買取のプロの視点から、古いグッチのバッグが高く売れる理由と、少しでも買取価格をアップさせるためのコツを徹底解説します。

この記事のポイント:

  • なぜ古いグッチ(オールドグッチ)が今、高く売れるのか?
  • 「ベタつき」「カビ臭」「付属品なし」でも買取OKな理由
  • リサイクルショップと専門店の査定額の違い

古いグッチのバッグは買取可能?20年前の廃盤モデルに高値がつく理由

結論から申し上げますと、古いグッチのバッグは間違いなく買取可能であり、むしろ今が「売り時」と言えます。

一昔前までは「時代遅れのブランド品」として二束三文で扱われることもありましたが、現在はファッショントレンドの変化により、その価値が再評価されています。ここでは、なぜ20年前の古いグッチに高値がつくのか、その具体的な理由と人気のモデルについて解説します。

なぜ今「オールドグッチ」が人気なのか?(リバイバルブームの背景)

1980年代〜90年代に製造されたグッチ製品は、現在「オールドグッチ」と呼ばれ、一つのブランドジャンルとして確立しています。

この人気を牽引しているのは、若年層を中心とした「レトロファッション(Y2Kファッション)」の流行です。現行品の新品グッチは数十万円と高価ですが、オールドグッチなら数万円で手に入り、かつ「人とかぶらないレトロなデザインが可愛い」として需要が爆発しています。

さらに、近年の円安の影響で、海外のバイヤーが日本の良質な中古ブランド品(ユーズド・イン・ジャパン)を買い漁っていることも、買取相場の高騰を後押ししています。

ポイント: あなたが「古臭い」と感じるそのデザインこそが、今、市場で最も求められている「トレンド」なのです。

タンスの奥から出てきやすい「シェリーライン」や「GG柄」の買取相場

特に高価買取が期待できるのが、グッチを象徴する以下のデザインです。

  • シェリーライン(ウェブ): 緑と赤(または青と赤)のストライプが入ったデザイン。オールドグッチの中で最も人気があり、状態が良ければ3万円〜8万円前後の買取価格がつくことも珍しくありません。
  • GGキャンバス(GG柄): グッチのロゴが全体に入った定番柄。ネイビーなどのレアカラーは特に人気です。

「持ち手が擦り切れている」「角が破れている」といった状態でも、これらの人気ラインであれば、少なくとも数千円〜1万円以上の値段がつくケースが大半です。

バブル期に流行った持ち手が竹の「バンブーライン」も売れる?

バブル期に大流行した、持ち手が「竹(バンブー)」で作られているバッグやリュック。これも今、リバイバルしています。

バンブーラインは、保管状態によっては「持ち手の竹が開いてしまった(変形した)」というトラブルが多いですが、それでも買取は可能です。グッチは公式にバンブーラインを復刻させており、その影響でオリジナルの(当時の)モデルも再注目されているからです。

箱や保証書(ギャランティ)がないバッグの査定への影響

「20年前のものだから、箱や袋なんて捨ててしまった」という方がほとんどだと思いますが、ご安心ください。

グッチのバッグは、本体のみでも問題なく売れます。

シャネルやギャランティカード(保証書)が重要視されるブランドもありますが、グッチの場合はバッグ本体に刻印されている型番や、職人の縫製技術で真贋(本物か偽物か)を判断できるため、付属品の有無は査定額にそこまで大きく影響しません(もちろん、あれば数千円プラスになる可能性はあります)。

流行遅れのデザインでも海外需要があるため問題ない理由

「日本で誰も持っていないような変な形のバッグ」でも諦める必要はありません。

日本の買取店は、買い取った商品を国内だけでなく、海外のオークションサイト(eBayなど)や途上国へ輸出するルートを持っています。日本では「流行遅れ」でも、海外では「クールなヴィンテージ」「実用的なバッグ」として需要があるのです。

特に、グッチのようなハイブランドは素材(革やキャンバス)の質が非常に高いため、何十年経っても使える耐久性があり、世界中で取引されています。


状態が悪い古いグッチのバッグを高額買取してもらうためのポイントと注意点

「売れるのはわかったけど、私のバッグは中がボロボロだし…」と不安な方へ。

ここでは、ベタつきやカビなど状態が悪い古いグッチのバッグを、少しでも高く買取してもらうための具体的なテクニックと、業者選びの注意点をお伝えします。

内側の「ベタつき」や「粉吹き」があっても買取を断られない理由

20年〜30年前のグッチのバッグ(特に内張りが合成皮革のもの)によくあるのが、湿気による加水分解です。内側がベタベタしたり、粉を吹いて剥がれたりしていませんか?

普通のバッグならゴミですが、オールドグッチなら買取対象です。理由は以下の通りです。

  1. 修理が可能: 専門業者が内張りを張り替えれば、新品同様に使えるようになるため。
  2. 部品取り: 金具(ロゴ、ファスナー、バンブー部分)だけでも価値があるため。

「恥ずかしくて見せられない」と思わず、そのまま査定に出してみましょう。プロの査定員は見慣れていますので、全く問題ありません。

自分で修理やクリーニングをするのはNG!そのまま出すべき理由

「少しでもきれいに見せたい」と、市販の革用クリームを塗ったり、ベタつきを洗剤で拭き取ろうとしたりするのは絶対にやめてください

  • 色落ち・シミのリスク: 素人のクリーニングは逆に素材を傷め、査定額を大幅に下げる原因になります。
  • 社外修理扱い: 街の修理屋さんで内張りを張り替えてしまうと、「改造品(正規ではない)」とみなされ、グッチとしての価値がなくなる場合があります。

「ホコリを払う」程度にとどめ、現状のまま持っていくのが正解です。

近所のリサイクルショップとブランド買取専門店の査定額の違い

ここが最も重要なポイントです。古いグッチを売るなら、「ブランド買取専門店」を選んでください。

  • 総合リサイクルショップ: バイト店員がマニュアル通りに査定するため、「古い=価値なし」「ボロボロ=買取不可(または100円)」と判断されがちです。
  • ブランド買取専門店: オールドグッチの市場価値(相場)を熟知したプロが査定します。「内側は劣化しているが、外側のシェリーラインは綺麗なので15,000円」といった適正な評価をしてくれます。

特に「宅配買取」や「出張買取」を行っている大手〜中堅の専門店は、販路が広いため高値が出やすい傾向にあります。

査定前にやっておくべき簡単な「ホコリ取り」と「ニオイ対策」

修理はNGですが、簡単なケアで印象を良くすることは可能です。

  • ポケットのゴミ掃除: 昔のレシートや飴の包み紙が入っていないか確認し、四隅のホコリをガムテープなどで優しく取り除きましょう。
  • ニオイ対策: 長期保管特有の「カビ臭」や「防虫剤のニオイ」が強い場合は、直射日光の当たらない風通しの良い場所に1日〜2日干して、風を通してください。これだけで査定員の印象(ランク付け)が変わります。

悪質な「押し買い」を避け、信頼できる買取業者を選ぶ基準

残念ながら、買取業者の中には悪質な業者も存在します。特に「不用品回収」を謳って訪問し、貴金属やブランド品を安く強引に買い取る「押し買い」には注意が必要です。

消費者庁:訪問購入(押し買い)のトラブル防止について

信頼できる業者を選ぶ基準は以下の3点です。

  1. 実店舗がある、または運営歴が長い: 何かあった時に連絡がつく業者。
  2. キャンセル料・査定料が無料: 「金額に納得できなければ返却」が保証されていること。
  3. 事前査定(LINE査定など)がある: 家に呼ぶ前や送る前に、写真で概算価格を教えてくれる業者。

まずはLINE査定などで、「この状態でも売れますか?」と写真を送ってみるのが、最も手軽で安全な第一歩です。

まとめ:古いグッチは「宝の山」。捨てる前に必ず無料査定へ

20年前の古いグッチのバッグは、あなたが思っている以上に価値があります。

  • オールドグッチは今がブーム。 ボロボロでも需要がある。
  • 内側の劣化(ベタつき)があっても売れる。
  • リサイクルショップではなく、ブランド専門店に見せる。

「どうせ値段なんてつかない」と捨ててしまう前に、一度無料査定を試してみてください。その臨時収入で、美味しいランチに行けたり、新しいバッグを買う足しにできるかもしれません。

まずは、スマホで写真を撮って送るだけの「LINE査定」や、箱に詰めて送るだけの「宅配買取」を利用して、あなたのクローゼットに眠るお宝の価値を確かめてみましょう。

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